マララ・ユスフザイ

マララ・ユスフザイマララ・ユサフザイ
マララ・ユスフザイ

2014年のノーベル平和賞に、インドのカイラシュ・サティアティさん(60)と、パキスタンマララ・ユスフザイさん(17)の2人が選ばれました。
マララ・ユスフザイさんは、史上最年少17歳での受賞です。子ども(特に少女)の教育を受ける権利を訴えた活動などが評価されました。
2012年には、パキスタンのイスラム武装勢力「タリバーン」のメンバーに頭部を銃撃され、重傷を負いましたが、屈する事なく、女性や子供の権利を訴えました。

(#)ノーベル平和賞(The Nobel Peace Prize 2014)
http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2014/

マララ・ユスフザイさんの受賞理由は、
「for their struggle against the suppression of children and young people and for the right of all children to education」
(若者や子どもの抑圧に対する運動や、すべての子供に教育を受ける権利を求めた運動)






以下は、私が運営している中学生向けのメールマガジンから抜粋して、記載します。

2012年10月、パキスタンで女子が教育を受ける権利を訴えていたマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんは、15歳の時、中学校から下校途中に、イスラム武装勢力に銃撃されて負傷しました。

マララさんは、重傷だったのですが、銃撃から6日後に意識を取り戻し、その後、奇跡的に回復したマララさんは、2013年7月12日、ニューヨークの国連本部で演説し、教育の重要性を述べ、すべての子供が教育を受ける権利を得られるよう訴えました。
7月12日は、マララ・ユスフザイさんの誕生日でもあり、国連は、この日を、「マララの日(Malala Day)」と名付けました。

マララ・ユスフザイさんの半生やスピーチは、今後、中学や高校の国語教科書のパブリックスピーチや英語教科書で取り上げられると思います。

マララ・ユスフザイ 国連スピーチ動画(日本語字幕つき)


Malala Yousafzai’s speech at the United Nations
2014年(平成26年)7月12日、ニューヨークの国連本部で演説しました。

(#)マララ・ユスフザイさんの国連演説全文(英語)
http://urx.nu/cPUR






<中学英語の練習問題>
次の英語文を日本語に訳してください。

Malala Yousafza is a well-known activist for the right of every girl to an education .

She has been an Internet blogger , since she was 11 years old.

On 9 October 2012, she was shot by the Taliban group on her way home from school .

She was moved to the hospital in England and she recovered.

On 12 July 2013, she made a speech at headquarters of the United Nations .

She said “Malala Day is not my day. Today is the day of every woman, every boy and every girl who have raised their voice for their rights.
Their right to live in peace. Their right to be treated with dignity.
Their right to equality of opportunity. Their right to be educated.
The Taliban shot me on the left side of my forehead. They shot my friends, too.
They thought that the bullets would silence us, but they failed.
And out of that silence came thousands of voices.
I am here to speak for the right of education for every child.
I do not even hate the Talib who shot me.
This is the philosophy of nonviolence that I have learned
from Gandhi, Bacha Khan and Mother Teresa.
And this is the forgiveness that I have learned from my father and from my mother.
We realise the importance of light when we see darkness.
We realise the importance of our voice when we are silenced.
In the same way, we realised the importance of pens and books when we saw the guns.
The wise saying, “The pen is mightier than the sword.” It is true.
Pakistan is a peace-loving, democratic country.
Peace is a necessity for education.
In many parts of the world, especially Pakistan and Afghanistan,
terrorism, war and conflicts stop children from going to schools.
We are really tired of these wars. Women and children are
suffering in many parts of the world.
Today, I am focusing on women’s rights and girls’ education .
We call upon all governments to ensure free,
compulsory education all over the world for every child.
We want schools and education for every child’s bright future.
We must not forget that millions of children are out of their schools.
We must not forget that our sisters and brothers are waiting for a bright, peaceful future.
Let us pick up our books and our pens, they are the most powerful weapons.
One child, one teacher, one book and one pen can change the world.
Education is the only solution. Education first.
Thank you. ”

<単語>
・ activist (名詞) 行動主義者。活動家。
・ headquarter (名詞) 本部
・ dignity (名詞) 尊厳
・ opportunity (名詞) 機会
right to equality of opportunity 機会均等の権利(権利・待遇を平等に与える権利)
・ forehead (名詞) 額(ひたい)
・ nonviolence (名詞) 非暴力、非暴力主義
・ forgiveness (名詞) 許し、寛容性
・ The pen is mightier than the sword. 「ペンは剣よりも強し」
  「言論の力は、武力よりも大きい力を持っている」という意味。
・ focus (動詞) 焦点を合わせる。 集中する。  (名詞) 焦点
  focus on 〜 「〜に焦点を合わせる。〜に集中する」
・ call upon 頼む、求める  ( call on も同じような意味です。)
・ ensure (動詞) 保証する
・ compulsory (形容詞) 義務的な
compulsory education 義務教育






<日本語訳>
マララ・ユスフザイは、すべての女性が教育を受ける権利を主張する活動家です。
マララは、11歳の時からネットのブロガー(ブログを書く人)です。
2012年10月9日、マララは、下校途中に、タリバン武装勢力に銃撃されました。
マララは、イギリスの病院に移送され、回復しました。
2013年7月12日、マララは、国連本部でスピーチを行いました。

彼女は言いました。
「マララの日」は私1人のものではありません。今日は、自身の権利のために声を上げてきた全ての女性や少年少女のための日なのです。
その権利とは、平和に暮らす権利、尊厳を持って扱われる権利、機会均等の権利、教育を受ける権利のことです。
タリバン武装勢力は私の額の左側を銃撃しました。私の友人たちも銃撃しました。
彼らは、銃弾で私たちを黙らせようと考えました。しかし、失敗したのです。
沈黙から生まれたものは数千もの声だったのです。
私は、全ての子どもの教育を受ける権利について話すためにこの場にいます。
私は、私を撃ったタリバン兵士を憎んでさえいません。
これはガンジー、バシャ・カーン、そしてマザー・テレサから学んだ非暴力という哲学です。そして私の両親から学んだ許しの心です。
私たちは、暗闇を見たときに光の大切さを実感します。
私たちは、黙らせられると声の大切さを実感します。
同様に私たちは、銃を見て、本とペンの大切さに気づきました。
賢者が言った「ペンは剣より強し」ということわざは本当です。
パキスタンは平和を愛する民主的な国です。
平和は教育に必要不可欠です。
世界の多くの場所、特にパキスタンやアフガニスタンでは,テロや戦争や紛争のために子どもたちが学校に行くことができません。
私たちは、このような戦争に本当にうんざりです。
女性と子どもは世界の多くの場所で苦しんでいるのです。
今日、私は女性の権利と少女の教育に焦点を当てています。
私たちは全ての政府が世界中のどの子どもにも無料の義務教育を保証するよう求めます。
子どもたちの輝く未来のために学校と教育が必要です。
私たちは、数百万の子どもたちが学校に行っていないということを忘れてはいけません。
多くの少女や少年が明るく平和な未来を待っているということを忘れてはいけません。
本とペンを手に取りましょう。それら(本とペン)は、最も強力な武器です。
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えるのです。
教育だけが唯一の解決策です。教育が第一です。
ありがとうございました。






(文法の解説)

関係代名詞が入った文をいくつか、抜き出して、挙げてみます。

every boy and every girl who have raised their voice for their rights
上の英文の who は、前の「every boy and every girl」を修飾していますね。

This is the philosophy of nonviolence that I have learned
上の英文の that は、前の「the philosophy of nonviolence」を修飾していますね。






接続詞 that が入った文をいくつか、抜き出して、挙げてみます。

They thought that the bullets would silence us
上の英文の that 以下の内容を、考えた、という意味ですね。

We must not forget that millions of children are out of their schools.
上の英文の that 以下の内容を、忘れてはいけない、という意味ですね。

We realise the importance of light when we see darkness.
上の英文では、 realise の後に、that が省略されていますね。






マララ・ユスフザイさんの著書
わたしはマララ
意味わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女

・プロローグ わたしの世界が変わった日
・第1部 タリバン以前
・第2部 死の渓谷
・第3部 三発の銃弾、三人の少女
・第4部 生と死のはざまで
・第5部 第二の人生
・エピローグ ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、一本のペン






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